どうして小さい子供はアップライトピアノでレッスンなの?

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教室にある2台の白いピアノ。



1台はグランドピアノ、もう1台はアップライトピアノ(縦型ピアノ)です。



初めてピアノを習う子供はアップライトピアノでレッスンしますが、お母様方の中には「なぜ?」と思われる方もいらっしゃると思いますので、このブログで詳しくご説明致します。



なお、殆どの生徒が家にグランドでなくアップライトピアノもしくは電子ピアノを持っているリベルタの事情に限ってのお話とさせて頂きます。(グランドピアノが家にある人はこの限りではありません)



理由その1 「手が小さくて力の弱い子供には、アップライトピアノの方が、音をコントロールし易い」



グランドピアノは木の重みがあり、しかも構造上鍵盤を押す途中で少し「引っかかり」があります。力の弱い子供が弾くと、普段家で練習している様に音が出せないので、指や手首に余分な力を加えて、一生懸命鍵盤を押そうとします。



タッチポイントで手の形を作って弾こうとしてもうまく音が出ず、音と手の形を作るレッスンがスムーズに進まないのが現状です。



その点アップライトピアノですと、グランドに比べ鍵盤が軽く、途中の「引っかかり」も気にならないので小さくてな手でもきれいなタッチを作っていく事が出来ます。家での練習とレッスン時の違和感も少なくて済みます。



どんなに小さな子供でも、タッチポイントを憶えさせると、自分のイメージする音をコントロールして出す事が出来るようになります。



強い音ー弱い音だけでなく、楽しい音、悲しい音、なめらかな音、弾んだ音、おいしそうな音、しみじみした音・・・響きのある美しい音を自分の耳で確かめながら音作りをする事によって、子供の中の想像性が豊かになり、また「表現する」という勉強も出来ます。



ある程度タッチが出来た上でグランドピアノを弾くと、上達した自分に子供自身が驚くほどです。



まずはタッチが大切。じっくり時間をかけて一生もののタッチを作ります。



理由その2 「読譜し易い」



身長の低い子供にとって、グランドピアノの楽譜の位置は見上げるほど高く、タダでさえ苦手な読譜なのに、さらに読む意欲がなくなってしまいます。



アップライトですと、ちょうど目の高さに楽譜があるので、身近に感じ易く、いやでも目に入るという訳です。



主に2点を上げてみました。ご意見、質問等ございましたら、お気軽にコメント下さいませ。



        


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by liberta-piano | 2011-04-21 00:05 | リベルタのレッスン | Comments(0)