ルドン展
オディロン・ルドン展の初日、雨の美術館は静かで、ゆっくり時間を浮遊しました。
「まっくろくろすけ 出ておいで・・・」
と思わず呼んでみたくなるようなヘンな生き物。
初期のルドンは、モノトーンで不思議な空想の生き物が多いのですが、寂しげな中にもどこか愛嬌がありました。
モノトーンの「眼をとじて」は、ルドンの代表作として有名ですが、色彩あふれるこの同じ題の絵も、ブルーがとても印象的で素敵でした。
花好きの私は、何といってもこの絵に一番惹かれました。
青い花瓶は宙に浮き、花々もこの世のものではなく、幻想的。
ルドンの”浮遊”に誘われて、心もふわふわしました。
by liberta-piano | 2011-10-16 16:42 | 芸術鑑賞 | Comments(2)
先月のブログ、フェルメールの下にゴッホの絵を乗せていますが、これがナショナルギャラリー展です。
親しみ易い絵が多いので、オススメです[E:happy01]
西洋絵画と音楽は、切っても切れない関係だと思います。特にモネやルノアールなど印象派の絵画は、近代フランス音楽を理解する上で欠かせない要素です。