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ルドン展

オディロン・ルドン展の初日、雨の美術館は静かで、ゆっくり時間を浮遊しました。

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「蜘蛛」



「まっくろくろすけ 出ておいで・・・」



と思わず呼んでみたくなるようなヘンな生き物。



初期のルドンは、モノトーンで不思議な空想の生き物が多いのですが、寂しげな中にもどこか愛嬌がありました。



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「眼をとじて」



モノトーンの「眼をとじて」は、ルドンの代表作として有名ですが、色彩あふれるこの同じ題の絵も、ブルーがとても印象的で素敵でした。



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「青い花瓶の花々」



花好きの私は、何といってもこの絵に一番惹かれました。



青い花瓶は宙に浮き、花々もこの世のものではなく、幻想的。



ルドンの”浮遊”に誘われて、心もふわふわしました。


by liberta-piano | 2011-10-16 16:42 | 芸術鑑賞 | Comments(2)

Commented by バタバタママ at 2011-10-20 16:51 x
絵と音楽と何か[E:heart04]通ずるものがあるのでしょうか?私にはあまりよくわからない世界ではありますが今日テレビで情報を知ったところですがワシントンナショナルギャラリー展というのが京都の市立美術館で開催されているようです!!ゴッホの自画像やセザンヌやモネなど学校の美術の教科書に出てくるような有名な画家さんの絵が見れるようです[E:happy01]時間が合えば一度は観賞してみたい気がします[E:sign03]

Commented by ゆかりセンセイ at 2011-10-21 22:41 x
[E:mailto]バタバタママさん
先月のブログ、フェルメールの下にゴッホの絵を乗せていますが、これがナショナルギャラリー展です。
親しみ易い絵が多いので、オススメです[E:happy01]
西洋絵画と音楽は、切っても切れない関係だと思います。特にモネやルノアールなど印象派の絵画は、近代フランス音楽を理解する上で欠かせない要素です。