円空仏 その2
再び円空仏に会いに、今日は名古屋の荒子観音寺を訪れました[E:confident]
昭和50年、多宝塔の中にあった木箱から、
1000体以上の円空による仏像が発見されたそうです。
実物は、箸置きのような、小さな仏像がたくさん。
1本の木を切り、その「命」を仏像という形に変えて、
沢山の人々の「救い」に役立てようとした円空さん。
彫った後の木くずまで、捨てずに残してあったのを見て、
木から頂いた命を、どれほど大切にしていたかが、
しみじみ伝わって来ました・・[E:xmas]
今回、ゆかりセンセイは仏像彫りに挑戦[E:happy02]
顔だけですが、緊張による汗をふきふき彫りました[E:sweat01]
右から2つ目が私の作品[E:scissors]
他は、円空仏彫刻・木端の会の人が気前よく下さったものです[E:happy02]
台をつけて飾りましょっと[E:note]
by liberta-piano | 2014-10-11 20:58 | 花日記 | Comments(6)
大きさは20㎝くらいです。
円空さんの像は、仏様と言うより、「あっ、この顔、○○さんみたい!」
っていう、親しみが湧くお顔です[E:heart01]
思わず笑顔になるって、それだけですごいことだと思います[E:confident]
辛い事が蔓延していた時代に、少しでも人々の心を明るくしようとした、円空さんのやさしさと心意気にとても惹かれました[E:heart04]
ありますあります!そういうの[E:happy02]
円空の場合は、お母さんの顔を仏像として彫ったのだと思います。
7才でお母さんを亡くして、ずっと恋しかったんでしょうね。
お母さんの33回忌に彫られた、大きな仏像の体の中に、形見の櫛が納められているそうです。
もしかして、円空さんは、お母さんそっくりのお顔だったんじゃないかしら[E:confident]
これまた、深~い洞察[E:rock]
子供が自立して羽ばたくには、「ここは絶対安心」っていう「居場所」が必要だと言われていますよね。多くは、その居場所がお母さんなんでしょう。
でも人間って、ある意味いつまでもそういったものを求める、自立しにくい厄介な生き物なのかもしれません・・[E:think]